突然アマゾン・ビデオのおすすめに浮上したサイコスリラーを観てしまう。
だが、悪くないものの満足感も低い小品だった。
少年グループの描き方は『スタンド・バイ・ミー』『IT』『スーパー8』のパクリで、といってそこに何か愛しいものがあるかというとそうでもなく、1984年という設定も、まあお国柄の問題かもしれないが、実際に当時を知っている身からするとリアリティがなく、だからサスペンス・スリラーとして面白ければ良いのだが、それには脚本の作り込みが浅かった。
ドンデン返しが1回しか起こらず、それは想定内だし、バッドエンドなら、とことん怖くすればいいのだが、物語の終わりに、世界の見え方がかわってしまうというコンセプトは、ナレーションで語られるだけで、画として見えてこない。
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