『キャビン・イン・ザ・ウッズ』の続編だというのだが、なるほど、途中にまるまるその続きが出てきて、しかも解決するでもなかった。
雰囲気は『キャビン・イン・ザ・ウッズ』そのままで、若干予算に余裕があるようではある。場面があちこちに動いて、イベントも色とりどり。
闇の中に消える綱を引っ張って、闇の中の何かと綱引きする場面で、不意に綱が中空に引っ張られるとか、森の中をジョギングしていると、離れたところの木が倒れるとか、不穏なエピソードの見せ方がうまい。そのうまさは『キャビン・イン・ザ・ウッズ』以上だ。それだけで面白い、と思える。
たぶん、現実世界に対する違和の象徴とかいう解釈をすればできるのかもしれないが、まあしなくてもいい。
すっきりと説明されるような解決に至らないのは『キャビン・イン・ザ・ウッズ』同様だが、ループから抜け出る結末は映画としての完結感があって良かった。
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