2015年1月7日水曜日

『コンタクト』

 何だっけ? 知ってる気がするけど…とか思いつつ観てみると、ちっとも覚えがない。とはいえジョディ・フォスターだから、そうひどいことにはなるまいと思っていると、安っぽい映画でないことは間違いない。だが地球外生命体との「コンタクト」っていうモチーフは、それを安っぽくなく決着させるのが難しい。「エイリアン」でも「プレデター」でも、最初から宇宙に進出した時代のこととして描くか、「怪獣」物として扱ってしまう分にはそこは暗黙の了解で済ませてもいいが、科学者が主人公で、しかるべき機関での活動を真っ当に描きつつ、そこに地球外生命体を登場させるのはハードルが高いよなあと思い、その危うさにハラハラしながら観ていた。
 科学と宗教、科学と政治の衝突というテーマについてはよく描けている。本物のクリントン大統領の映像を映画の中に嵌め込んで「出演」させているのもうまい。さて問題の「コンタクト」をどう処理するかという段になって、宇宙にワープするための建造物に見覚えがある。前に途中から観たぞ、これは。かつ、それほど印象がない。これは嫌な展開だ。
 やっぱり。ワームホールはジェット・コースターみたいだし、異星は(まあ心の中の映像だと説明されていたが)南国リゾートのような白砂海岸だし。この落差の甚だしい「安っぽさ」は何事だ。あれだけの巨大プロジェクトを人類に要請して、異星人のこの余りの意味のなさはなんなんだ。「コンタクト」そのものが目的だというのなら通信だけで構わないのであって、有人の転送装置を必要とする理由が全くわからないじゃないか。
 終わりまで観て、カール・セーガンが原作なのか、とか、ロバート・ゼメキスが監督なのか、とかもやもやと腑に落ちない。ジョディ・フォスターの熱演だけがやたらと熱かった。
 それにしても狂気のテロリストという重要な役どころでまたしてもジェイク・ビジー
 

3 件のコメント:

  1. コンタクトは凄いぞ!
    名作!
    実話だ。
    11次元理論だ!

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  2. えっ? カール・セーガンの原作? 読んでるの?

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  3. 5分間ほど死んだ経験がある友人が
    映画と同じだと言っていた。

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