『ロングレックス』があまりに不愉快だったので、一緒に観た娘と、「口直し」に、好評だった『Search』の続編を。同工異曲というでもなく、正統な続編として、前作が冒頭に引用されてもいた。
さて今作もまた、突然失踪した家族を、主人公がネットを駆使して探すという設定は同じ。旅行先で行方不明となった母親を、女子高生が捜すのだが、本作では旅行先の出来事をPC画面で描くために、現地の「便利屋」をネットで雇って調査してしてもらう様子をリアルタイム中継するというのが新機軸だった。となればこの調査員のキャラクターが物語の味わいに大きく関係してくる。これは物語としてイイカンジに描かれていた。たぶん、不在の父親を補うバランスをとっているのだ。
さて、驚異的な調査能力の主人公が、ネットでできる調査を次々と試行するのも、展開が意外な方向に次々と転がっていくのも、その起伏とスピード感とアイデアの豊富さは前作に引けをとらない。最後の大団円まで、最高に楽しいエンタテインメント映画だった。
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