邦題の通り、アンドロイドの警官がベテラン刑事と組んで事件を解決する、というだけの話。2時間の映画という体裁なのだが、画面の深さも、前半と後半で全く関係のない二つの事件がそれぞれ解決まで描かれるところをみると、これはテレビシリーズなのだろうか?
AIやアンドロイドはもちろんアニメでもやたらと登場するが、どれもこれも呆れるほど「人間」でしかない。本作はそれが試験段階という設定もあって、その「人間離れ」したところこそ描く。不器用な感情表現も、結局本人がそれをどう感じているでもなさそうなところも、一応見てはいられるレベルのリアリティではあった。
それ以上に何かの感慨を呼ぶというものでもないが。
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