なるほど、これを観ていないのだ(あるいはまるで覚えていないのか?)
ちゃんと展開する物語もあって、まるで現実味を欠いた暗喩ばかりの『Q』に比べて、観られるといえば観られる。
だがやはり、結局のところ理に落ちる説明はないままで、とにかく物理法則の見当がつかない。これは「スーパーマン映画の不可能性」だ。何が可能なのかがわからない。
恐ろしい危機であるかのようにも感じられるのに、死者がどれくらい出ているのか、復興に可能な資材や資財がどれほど必要で、それがどこから供給されているのかもわからない。
それだというのに、どこかで主人公やら主要登場人物の「心」が突然判断の理由になってしまう。そんなことをしたら「心」が傷つくって、その前に世界が滅亡してみんな死んでしまうような危機なのではないのか?
このアンバランスがどういうわけで関係者皆に看過されているのか、心底納得できない。
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