第一次世界大戦後のウェールズ。
イングランドの測量士が訪れて、地元の人々が「山」と信じている「土地の盛り上がり」を測量し、それが地図の習慣によれば「丘」であることを告げる。土地の人々は誇りにかけて、それが「山」と呼ばれるところまで盛り土すべく、土を桶に入れて列をなして頂上に登る。努力の結果、測量士はそれを「山」と認める。
それだけの話。
始まったとたん、その語り口のうまさにニヤニヤさせられる。風景と音楽の美しさ。登場人物のやりとりの軽妙さ。
ヒュー・グラントの、軟弱だが人の良さそうな好青年ぶりも、実直な牧師もいい。
が、後へ行くほどどうでもいい感じになってしまった。
こういうのは、観ている側のこっちの受け入れ状況のせいかもしれない。映画の罪ではなく。
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