2024年9月22日日曜日

『プリズン13』-弛緩した

 日本版スタンフォード実験映画。期待はしていないが、やはりこれはダメそうだととばしとばし見ていても多分問題ないほど弛緩した演出。

 映画としてはひどいと思ったが、同時に、監獄が全体を「檻」として設定し、工場のようなスペースに置かれて展開するので、なんだか舞台劇のようでもあった。そう思って見ると、たぶん舞台劇ならそこそこ観られる。舞台劇には映画のようなリアリティが期待されていない。それこそ「芝居」がかった感情の表出が許される。

 そういう映画だった。

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