2019年11月6日水曜日

『ドリーム・キャッチャー』-意外と好きな人が多いらしい

 観たことがあるという記憶はある。が内容は思い出せない。こういうのが面白いはずはないのだが、それを確認するために観てみる。
 やはり面白くない。確かにネットで褒める人がいる、ダディッツの母親の場面は感動的だったし、「記憶倉庫」の映像化も良かった。森の中を動物たちが走る画も綺麗だった。
 だがやはり、主人公グループのうち半分が活躍するでもなく死んでしまうとか、軍人二人がエイリアン退治に関係なく殺し合ってしまうとか、不満が多すぎる。それに意味あるように描かれているわけでもなく、単に物語上の不備としてしか感じられない。満足感に乏しい。
 とはいえ、テレビ放送はかなり多くのカットをしているので、ノーカットで観れば物語的な欠落感はもうちょっと軽減するかも。
 それにしても子供時代の場面は、なんと『It』であることか! 『スタンド・バイ・ミー』でもあるんだろうけど、やはり去年観た『It』と重ねてしまった。いじめっ子どもから、いじめられている子を助けて仲間にする主人公グループ。なんでいじめっ子はアメフト選手なんだろう? スティーブン・キングのコンプレックスか何かか?

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