元々は映画の感想を書き留めるために開設。後は授業の記録など。
戦後5年の時点で書かれた三好十郎の戯曲。2時間の舞台を鈴木杏の一人芝居で見せる。この演技が圧巻だった。「知識人」の語る理念・観念に一時心酔した娘が終戦で裏切られて「殺意」を抱くが、やがて相手の人間的弱さに触れて許すまで。
演劇が大衆のものではなくインテリのものであることを示すような戯曲だが、いや面白かった。
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