豪華キャストで描くハリウッド製コメディ。主役の4人、マイケル・ダグラス、 ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインがみんなアカデミー俳優で、何か重厚なドラマを見せてくれるのかと思いきや、結局コメディだったな。
もちろんこういうのは、安定のハリウッド映画だ。ブロードウェイ・ミュージカルの伝統なんだろうか。クスリと笑わせて気持ちをハッピーにさせるセリフのやり取りが見事で、このレベルの脚本は日本では宮藤官九郎くらいしか観たことがない(舞台劇ではもうちょっとあるんだろうか)。
面白かった。だがどうも暇つぶし感が拭えない。粋なおじいさんたちの、ちょっと苦いところもあるけれど基本はハッピーなお伽噺ということろで、こういう物語の摂取が生きる糧になるはずなんだが。
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