2018年1月5日金曜日

『ルー・ガルー 忌避すべき狼』-何もない

 偶然にも「人狼」続き。
 京極夏彦に義理立てて。監督の藤咲淳一は「攻殻機動隊」のTVシリーズの脚本で名を覚えてもいて。
 だが、もう何か言うのも面倒なほど、何もなかった。確か原作は面白かったはずだという記憶があるのだが、その魅力が何だったのかは思い出せず、とにかくこのアニメには、なにも心を動かされず。
 とにかく、近未来のはずの世界が、ちっとも現在の我々の住む世界と違って見えず。
 そこで繰り広げられる人間ドラマに心動かされる要素もなく。
 予断もなかったので意外性も生ずることなく。
 ここが許せん! とかいう毎度のパターンと違って、面白いものを作るのは難しいなあ、と思う。

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