ミュージカルのブロードウェイ公演を撮影したものが、劇場映画という体で公開されたもの。
とにかく全編、歌。そのままお芝居として台詞はほぼない。メロディーがない部分はいくらかラップに近い。そう、音楽的にはヒップホップを大胆に取り入れているところがミュージカルとして特徴的なのだそうだ。だが、音楽的にはR&Bやポップスもシームレスに含んだアレンジで、劇的な「ミュージカル」として演奏されている。その演奏は、ダンスも、俳優陣の歌唱力もあいまって、圧倒的だ。1曲ずつ、会場から湧き起こる拍手は、そのまま映画を観る観客の感情の表出でもある。
アメリカ建国を巡るドラマももちろん見応えがあって、こういうミュージカルなら見応えはある。
もちろん、ドラマはドラマ、音楽なら音楽コンサートでいいのだが。
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