2016年11月27日日曜日

『ツイスター』 -悪くはない娯楽作品ではあるが

 なんだかそれほど面白くなりそうな予想ができなくて長いこと手を付けずにいたのだが、放送してるのを見つけて。でも始まってみると監督はヤン・デ・ボンだし、脚本はマイケル・クライトンだし、スピルバーグが制作だし。超豪華制作陣だな。
 素直に面白かった。ハラハラドキドキは充分に盛り込まれていて、娯楽作品としては申し分ない。危険に飛び込みたがる連中の高揚感はよく描かれている。ロマンス要素はまあどうでもいい。縒りを戻すヒーロー&ヒロインは吊り橋効果なんじゃねえかとも思うし。有名な「牛」は、なるほど印象的だった。当の牛にしてみれば酷い目に遭ってるんだろうが、どうにも惚けたおかしみがあって。「あ、また牛!」「さっきのと同じ牛だと思うよ…」とか。
 まあでもそれ以上のものではないな。何かがひどく印象に残るというようなものでは。「アトラクション・ムービー」というのは確かにそんな感じ。

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