2020年4月4日土曜日

『アウトロー ジャック・リーチャー』-楽しみ方をはずした

 続編も作られているくらいだから、それなりには面白いんだろうと思って観てみると、ちっとも面白くない。なんだこの、弛緩した展開は、と思っているうちに終わってしまい、どういうわけなのかと思ってネット評を見てみると、同じような感想を抱いている人もいるが、あれを楽しんだ人もいたようで腑に落ちない。
 だが宇多丸さんの評を聞いて、なるほど、と思った。むしろあの「弛緩した展開」を「オフビート感」と思って楽しむのか。浪花節的言動の原理がわけがわからないと思っていたら、あれは「西部劇」風なのか。
 事前知識がなかったから、マット・デイモンの『ボーン』シリーズや、リーアム・ニーソンの『96時間』シリーズのような、シリアスでハードボイルドな話を観る構えでいたから、あんなにピンとこなかったのか。

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