同じ年に『ホワイトハウス・ダウン』と競合作となった、ホワイトハウスを舞台にしたテロ事件を描く。
こちらを観ていると『ホワイトハウス・ダウン』が随分脳天気に見える。それに比べると本作は大分シリアスだ。大量の人死にが生々しく描かれる。周辺の市街地で一般人がどんどん殺されていくのもすごいが、テロリスト集団と警護の警察や軍にもどんどん人死にが出る。巧みな作戦だという以上に、単に特攻で大半が死ぬ前提の作戦でテロが行われるのだ。撃ち合いになればそれは双方に死者が出るのは当然だ。
その中で主人公に弾が当たらないのは単なる幸運で、ここで白けてしまうというのもあっていい感想だが、まあそこは許して見続ける。
ジェットコースター的な展開のめまぐるしさは『ホワイトハウス・ダウン』の方が楽しかったが、本作は本作で、そこまでやるか、という意外性の乗り越えが楽しかった。
主演の朝鮮人テロリストが鈴木亮平に似ていたのが始終気になった。
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