2014年11月24日月曜日

小論文3

 夜中までスライドショーの編集で、今日は部活に行って、で、帰って夕飯のカレーを作ってから今日の分の小論文指導を。今日だけで4本。この週末に13本だ。正味20時間くらい? それに対する指導時間も10時間くらいは費やしているか。
 だが問題文を読んでいると寝てしまって、なかなか頭に入ってこない。昨日書いたとおり、もうあれこれ言う余地のないものもあるが、それでもせっかくだから誤字を探したり、微妙に主述の乱れているところをみつけて指摘したりもする。今日の4本の中には問題文の読解を失敗していて、致命的だったものもあるし、問いに十分答えることなく紙幅の尽きてしまっているものもあるが、ともあれ、こうして一つ一つ、次に「使える」定見が増えていくことは大いなる成果だ。半分くらいは前に展開したことのある論旨の使い回しになりつつある。テーマの範囲がある程度決まった小論文の対策として、数をこなすことの成果はこれだ。
 だが本当は、高校時代、授業中などに読んだ評論などが、同様に使える「パターン」「定石」となるのが好ましい。多くの高校生にはそこまで授業の成果を自分のものとすることがないままで、いざ小論文に使えるのはワイドショーのコメンテーターの受け売りくらいだったりする。惜しいことだ。教科書に収録されている評論の受け売りができれば上出来なのに。

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