核戦争か核開発の事故かで放射能汚染された世界で、地形的な影響からか、汚染から守られた谷間で一人生き残っている女性と、その谷にたどり着いた二人の男の物語。
人類絶滅もしくは人類消失物のディストピア映画でありながらSSSでもあるという、好物のジャンル×2の設定に、レンタル屋の棚で見かけて即決。
ものすごく面白かったかと言えばそうでもないが、良い映画だったとは言える。
一人で生きることの孤独と、仲間ができた喜び、それが女性一人と男性二人というバランスによって不安定になっていくサスペンスが、手堅いタッチで描かれる。
そしてその不安定さゆえに再び二人にならねばならない喪失感と、引き換えに訪れる安定感はドラマとしての確かな手応えを感じるものだった。
人類消失物の定番の魅力ポイントは人気のなくなった街中の風景だが、舞台を山中に移していることでそれが観られないのは残念だった。とはいえ、低予算映画としての工夫としてはやむをえないところ。
代わりに谷の自然の美しさが印象的だった。
人類絶滅もしくは人類消失物のディストピア映画でありながらSSSでもあるという、好物のジャンル×2の設定に、レンタル屋の棚で見かけて即決。
ものすごく面白かったかと言えばそうでもないが、良い映画だったとは言える。
一人で生きることの孤独と、仲間ができた喜び、それが女性一人と男性二人というバランスによって不安定になっていくサスペンスが、手堅いタッチで描かれる。
そしてその不安定さゆえに再び二人にならねばならない喪失感と、引き換えに訪れる安定感はドラマとしての確かな手応えを感じるものだった。
人類消失物の定番の魅力ポイントは人気のなくなった街中の風景だが、舞台を山中に移していることでそれが観られないのは残念だった。とはいえ、低予算映画としての工夫としてはやむをえないところ。
代わりに谷の自然の美しさが印象的だった。
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