2020年6月6日土曜日

『エヴァンゲリオン新劇場版Q』-やっぱり

 ブログ開設以降に観ているのだが、その時よりも予備知識のなさをいくらか補った状態で、その時の感覚を確認したくなって(奇しくも同時期にケビン・コスナー主演映画を観ている!)。
 さて、観直してみると、かけらも観た覚えのある場面もカットも画も台詞もないのは呆れたことだった。一体どういう姿勢で観たのやら。
 だが感想は同様である。見事な作画と、あまりに不親切な説明不足の展開と、あまりに鬱陶しい主人公の態度。「僕のせいじゃない」はまあその通りだとしても、そんなことを他人から責められているわけではないのにことさらに自己憐憫に満ちた防衛的態度で叫んでどうする。
 世界観と作画は見応えがあったのだが、この物語の続きを追いかけたいとはやはりまるで思えないのだった。

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