2015年8月20日木曜日

『ミッション・インポッシブル』

 ああまた! 観始めてから、これは観たことがあるぞという記憶が甦るパターン。そして決定的に先が読めるほど覚えてもいない、という。そしてなおかつ、大物俳優演じる彼が黒幕だったというオチだけは覚えている、という。
 『ミッション・インポッシブル』は、シリーズの1から4まで観ているのだが、これが一番面白くなかったように感じた。ブライアン・デ・パルマにして!
 たぶん、悪い映画ではないんだろう。最初の作戦の失敗までは、画面作りにしても、さすがデ・パルマという奥行きを感じさせたんだが、最後の、高速列車の壁面にすがりついて、トンネルの中に入ったヘリコプターと闘うアクションなどは荒唐無稽に過ぎて白けてしまった。20年近く前だと、これもそこそこ見られる「ド派手なアクション」ってことになるのかいな。

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